風邪ひきたくないー!奴は生活の質をダウンさせる強敵だ。
厄介なのは子が風邪をひくともれなく自分も感染し、なんなら大人のほうが重症化して寝込む。
乳児期はそんなのが頻発し、ワンオペのため何度も死にかけたことが・・・。
風邪のひき始めに有効とされる、たっぷりな睡眠、栄養ある食事、早めの薬・・・など古代から伝わる手法たち。
意識高く対処しても、なかなか撃退できない強敵、それがKAZE!もう奴には一生、勝てない・・・諦めかけていたその時である。
ふらりと寄った本屋で『風邪のひき始めにはこの3点をカイロで温めよ!』とのページを発見した。
その箇所とは、『肩甲骨の間(風門)、胸の前、首の後ろ』であった。
ほうほう、初めて知ったー!腰にカイロ・・・というのはゾクっとした時に経験済みだが、他の箇所はあまり馴染みがない。
結論からお伝えすると、効果は抜群っ!!(当社比)
個人的な感想だが、このカイロ療法にて『あ、風邪引きそう・・・』な危機をこの冬・5回ほど回避し、何ならこの記事を書きながらもカイロを貼り付けている。(風邪引きそうで)
私は特に、背中の『風門』のツボがお気に入り。
ここにカイロがくっつくと、いい感じで全身が温まる。風邪じゃなくても、寒くなったら貼っておきたいくらいだ。
どうやら有名なツボのようで、鍼灸師の先生がたも風邪の引きはじめには風門を温めよと仰る記事を多数発見。
字のごとく『風邪』が入ってくる『門』なので、さっさと閉じてしまうに限る。
もっと早く出会いたかった情報である。これまで門を解放しすぎていたので、何もかもが入りたい放題であった・・・もう一生、閉じたまま暮らしたい。
そして他の温め推奨箇所、『胸の前』はあまり風邪予防効果はよくわからなかった・・・。
なんなら『胸の前』にはカイロは貼るな!という派閥もチラホラ見られ、まだまだ研究が必要な箇所ではある。
首に関しては『三首冷やすな』と言われるくらいなので、温めて損はないと信じ、重症度に応じて首・手首・足首の装備を調整している。
ネックウォーマーにカイロを貼り付けたり、レンジでチンする首温め系で生命力を復活させる。
あくまでも初期段階の風邪に対して有効であり、重症化したらそうは簡単に治らんぞ?的なことは本に書いてあった。
首にネギ巻くようなまじない的ポジションだが、最近のお気に入りではある。
余談すぎるが、20代前半の頃は半径5メートル内で『和田アキ子療法』と呼ばれる風邪対策が一時流行した。
メンタルが負けてはいかんということで、決して熱は測ってはならない&酒を飲んで不調を忘れるという、世にも恐ろしい手法である。
決して良い子は真似してはいかんが、誰も真似しないであろう・・・。悪化しそうだ。(ちなみにアッコさんが提唱した手法ではなく、我々が勝手に酒豪代表として命名した)
奇跡的に一度だけ高熱を撃退したことがあるが、それは単に若さゆえの回復力であって、和田アキ子療法ではないはず。せめて養命酒や卵酒くらいにしておきたい・・・。
婚活時代(アラサー期)にはCoCo壱のカレーを普段より三段階辛くしたものを食べて意識的に心を強く持ち、風邪を撃退していた。だんだん現実的な療法へとシフトしてきた頃だ。
アラフォーになった今ようやく、最もまともな手法に辿り着いた感はある。根性論だけではやっていけない歳となった。
体質は変わり、回復力も移ろいでいく・・・。自分にベストな健康法を見つける旅はかくして一生、続いていく。