カップヌードルミュージアム!?名前からして、楽しそうな予感。
友人がえらく絶賛していたので、ずっと気になっていました。
オリジナルラーメンが作れるとか何とかで・・・。
横浜に行く機会があったら、是非とも行ってみようと温めること1年。
やってきました、その時が!
子連れで行きましたが、私が一番エンジョイしましたわ〜。
ご紹介します!
カップヌードルミュージアムの感想
インスタントラーメンを発明し、世界の食文化を革新した日清食品の創業者・安藤 百福 (あんどう ももふく) [1910 〜 2007] の功績を伝える記念館です。
見て、さわって、遊んで、食べて、楽しみながらインスタントラーメンのすべてを学べる体験型食育ミュージアムです。
世界的発明を成し遂げた、百福さまの記念館なのです。
記念館といえば渋い雰囲気が多いのに、カップヌードルミュージアムはえらくオシャレで現代的・・・。

不思議に思っていたら、総合プロデュースが佐藤可士和さんだったとは!なるほど。
館内全体が無機質ながらも、温かみがある空間なのです。
オシャレなミニマリストの部屋!みたいな。
空間の使い方も贅沢で、広々としています。
カップルのデート、ファミリーのお出かけ、外国人観光客まで幅広く対応できそうな、違和感のないデザイン。
カップヌードルファクトリー
口コミに『カップラーメンの入れ物に絵を描くだけ』というのがあったのですが、具も味も選べました!
これが400円で作れるなんて、ありがたや〜。
まずは空っぽのカップをもらって絵を描き描き・・・。

できあがったら麺を詰めてもらい、自分の好きな味(カレーやらトマトやらシーフードやら)と具を選ぶ。

まるでアイスクリーム屋のようだわ〜。
チキンラーメンのひよこちゃんチップも入れたいし、野菜も入れたいし、タンパク質も入れたい、あぁ悩ましい。
中身を決めたら、封入して出てきたー!我が子!

素晴らしい〜こうやって作られるのね。

持ち帰り用の袋もまた、洒落てますのよ。
風船みたいに空気を入れる。
かさばるけど、ついつい膨らましてしまうデザイン。
中身もしっかり見えるし、広告効果も抜群ですわ。
みんながハッピーになるように、よく考えられています。
百福シアター
入館したら、まずはシアターに行くことをお勧めします!

偉大なる百福様のご活躍を知ることにより、気持ちを高めて見学できます。
47歳:チキンラーメン発明
61歳:カップラーメン発明
意外なことに、遅咲きだったようです。
さらに宇宙食ラーメンを発明したのが、90歳を超えてからですって!
生きてるだけでもすごい、仕事しているだけでもすごい、なのに発明までしてしまうとは・・・。
勇気をもらいます。
映像内で、最も強烈なエピソードがありまして・・・、
百福さまは、あまりの疲労に目眩がして、就寝時に天井と床がぐるぐるしたそうな。
ヤベェ、体調が!ではなく、『おっ!?カップを逆さにして、麺を入れたらいいんだ!』とアイデアを閃いたのです。
病院に行ってくれよ!な状況でも、常に仕事を考えている。それが偉人。
自らが心血注いで獲得したカップヌードルの特許も、食品業界発展のために、惜しみなくノウハウを出したというので驚きます。
私なら苦労して獲得した特許を、タダで人に教えるだろうか・・・否!
やはり偉人は人格的にも徳が高いのです。
百福の研究小屋
百福さまの偉業ムービーが終わると出口が開き、研究小屋が姿を見せました。
この小さな小屋で、世界的な発明を・・・。

家じゃイマイチ集中できない!とか贅沢言ってる場合じゃなかったな〜。
本気の者は、どのような状況でも結果を出せる!という証明なのでした。
安藤百福ヒストリー
壁一面に、年表が描かれています。
こちらも博物館で見かけるお堅い読み物とは違い『見る』に寄せられていています。

ポップで親しみのある壁画となっており、ついつい読んでしまう。
カップ麺は61歳の頃の発明か〜。
そういえば百福さまはお亡くなりになったというニュースを見た気がするんだが、ご存命だったか?
年表を辿ると、お迎えがきたという記述はない。
あら?もしは現在も生きて・・・と思ったら、
『百福、千の風になる』
お亡くなりだったかー!(96歳)詩的な表現で見落としました。
そこに私はいません、眠ってなんかいません!
それも直前までゴルフも行き、仕事もバリバリこなし、パタっと亡くなるという、究極のピンピンコロリ。
理想的な羨ましい去り際よ・・・。
インスタントラーメンヒストリーキューブ

こちらは写真映えしそうな、歴代ラーメン展示コーナーです。

昔のパッケージも現代とさほど変わらない!?

アートなラーメンになってます。
ワールド麺ロード

世界の麺が食べられる食堂で、異国情緒溢れています。

1杯400円というお安さ。
私は200円のチキンラーメンをいただきました。
久しく食べてなかったが、安定の美味しさよ。

好きなトッピングを選ばせてもらえます。

友が食べていたトムヤムクンも美味しそう。
気になったのは、カップヌードル味のソフトクリーム!

全く想像がつかない・・・。
ご丁寧にカレー味まで作ってあるという、仕事の細かさ。
あまりに満腹で見送ったものの、いまだに気になっています。
未練タラタラ。見つけた方は後悔しないように是非。
チキンラーメンファクトリー&カップヌードルパーク
残念ながらお休み!
チキンラーメンを麺から作れるんですって。
ひよこちゃんバンダナまでもらえるなんて、魅力的〜。
どのみち参加資格が小学生からということで無理だったか。
平和な世が戻るのを待つ!

こちらも休止中だったアスレチックコーナー。
自分が麺となった体感を味わってほしい!というコンセプトが面白い。
一つ一つがよく考えられてますのよ・・・。
巨大な工場の中で、自分自身が「カップヌードル」の“麺”となり、製麺から出荷されるまでの生産工程を体感できるアスレチック施設。
ミュージアムショップ

お気に入りなのがこの蓋です〜。
確か400円ほど、しかも有田焼。
我が家ではラーメンの重し以外にも、紅茶を蒸らす蓋として活躍しています。
他にも文房具やら日用品まで、面白いものがいっぱい売っていました。
センスがありすぎる品ばかりで、選ぶのが困るほど。
入館料&アクセス
【カップヌードルミュージアム】
大人:500円
高校生以下:無料
+カップヌードルファクトリーは1食400円
当日券も売っていましたが、売切の時間帯も多かったので、事前に購入がよいかと思われます。
予約はこちらから⇨カップヌードルファクトリー整理券
カップヌードルミュージアムまとめ
誰よりも百福ファンとなって帰ってきた私。
作ってきたカプヌードルを食べてみたら、激ウマでした。
今まで何で食べなかったんだろう!?体に悪いからか!?
普段からジャンクなものは摂取してるのに・・・。
自制心がないので汁まで飲み干し、しっかり胃もたれしましたわ。
老いた胃には重たかったが、汁をまた飲みたい。
子どもより大人が楽しい、それがカップヌードルミュージアム。
外に出たら目の前にコスモワールドがあるので、遊園地でも遊べます。