映画『ざんねんないきもの事典』を見てきました。
原作は読んだことなかったですが、大ヒットしていた絵本のはず。
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感想・動物の世界はシビア・・子離れ早すぎる!
映画は全部で3つのショートストーリーから成り、どれもこれも子どもたちの自立が早いのです。
ある日突然、『あんたは今から1人で、生きていく木を見つけないさい』だの、『この森から出ておいき』だの、強制的に追放されます。
それも獰猛な肉食獣ではなく、コアラやウサギなどの可愛らしい系が。
『赤ちゃんが生まれたから、出て行きなさい』と言われたコアラの子なんて、人間でいったら小学生くらいなんじゃ・・・という幼さですよ。
隣に座っている息子(5)を、独り立ちさせるべく家から追い出すようなものか。
いくら寿命が違うとはいえ、大人になるのが早すぎる・・・。
実家パラサイトやら、8050問題なんて、人間だけなんだな〜。
こちら楽で呑気な人間で申し訳ない・・・!
声優陣が豪華だったのね〜

家に帰ってからおさらいをしてみたら・・・声優陣にびっくり。
鬼滅からは炭治郎の花江夏樹さん(リロイ役)、煉獄さん弟の榎木淳弥さん(ジェイソン)、善逸の下野紘さん(ウサギ先輩)。
懐かしの幽遊白書・戸愚呂弟の玄田哲章さん(ディプロ)に。
芸人の方々からは椿鬼奴さん、トレンディエンジェル斉藤さん、ミキの昴生さんなど。
最近までアニメ見ていたのに、全く気づかなかった・・・^^;
この有り難みを知った上で、もう1回観に行きたい。
最近こんなのばっかりですわ。下調べ重要。
名言①内面を見てほしい
ペンギンの世界では、たくさん石を集めた男がキャーキャーされてました。
人間だって羊を多く所有しているとモテる地域があるから、石バージョンもあるのだろうな。
そんな上っ面なところじゃなくて内面を見てくれ!と呟いてましたわ。
まずは石を集めないと、内面を見てもらえない・・・まるで婚活!
名言②『逃げるのは生き延びること』
『ぼくは逃げるしか脳がない・・・』
とションボリするキャラクターに、逃げることができなかったから死んでしまったキャラが慰めるシーンです。
生き延びるって大事!!
逃げるではなく、戦略的撤退じゃ〜。
名言③『ダメ元で聞いたら1社くらいOKのところがある』
シャチがスマホを持っていて、『シャチがそんなの持てるんか!?』と驚かれての、このセリフ。
まるでめげない営業マン。きっと棒グラフも長いはず。
ゆるくてチャラいキャラでしたが、水面化の努力が伺える一言。
何も苦労してないように見えても、その状況を作り上げたのは本人だったのね・・・。
ざんねんないきもの事典映画について

アニメーション制作はTVアニメ『ざんねんないきもの事典』『映画 すみっコぐらし』などキャラクター系アニメの話題作を続々ぞくぞくと手掛けるファンワークスが務つとめます。
声優の花江夏樹、内田真礼、下野紘が主要キャラクターを務つとめるほか、ナビゲーターにムロツヨシ、伊藤沙莉を迎むかえて物語を紡つむいでゆきます。
①オーストラリア編「リロイのホームツリー」
監督:イワタナオミ
脚本:加藤陽一
②南極編「ペンたび」
監督・脚本:ウチヤマユウジ
③日本編「はちあわせの森」
監督:由水桂
脚本:細川徹
原作:「ざんねんないきもの事典」シリーズ(高橋書店)
監修:今泉忠明
まとめ
大人目線だと2話めのペンギン物語が、シュールで面白かったです。(全キャラの声を、同じ方がやっていたのだと知りビックリ!天才です)
が、子どもには難しいかも!?
『お茶の水の立体交差じゃないんだから!』みたいなセリフで鉄ヲタの息子が笑ってましたが、会話の意味はわかっていたのだろうか・・・^^;

この後、絵本のほうも読み始めました〜。
『ざんねん』というよりは、(愛を込めて)動物の特徴という意味だったのね!
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一つ一つのエピソードが面白いですが、本を閉じた瞬間に全て忘れてしまう・・・!
それぐらいのユルさです。寝る間にピッタリ。